プラモデルのレビュー

プラモデルは昔から趣味として広く老若男女に親しまれてきました。現在でも、洋の東西やジャンルを問わずハイペースで新製品が発表・発売されています。また、近年では塗料や工具など、キット以外でも模型の制作環境を充実させる製品が増加しています。

ここでは、そんな模型や工具をレビューする際のポイントをご紹介します。

スケールモデルキットレビューのポイント

戦車や飛行機、車、艦艇など実際の車両や機体を縮小した「スケールモデル」は模型の代名詞と言っても過言ではありません。様々なジャンルに根強いファンがおり、新製品のレビューも非常に高いニーズがあるといえます。

スケールモデルのレビューでまず大事になるのは「寸法の正確さ」です。例えば戦車であれば砲塔の直径や車体の長さ、車であれば車高やホイールベースなどが正確に縮小されているか否かはそのキットのキモとなる場合が多いです。

「実際の車両を縮小した模型が欲しい」と考えてスケールモデルを組み立てるファンにとって、実際の寸法が正確に縮小されているかが検証されたレビューサイトは非常に重宝されています。次に重要となるのは「ディテールの再現度」です。

模型は実際の車両や機体を縮小するといっても、細部まで完璧にスケールダウンできるわけではありません。戦車のライトに電気を送るコードや飛行機の機銃など、目立たない部分やプラスチックで再現が難しい小さな部分は省略されていることが多々あります。

模型を作る際にこういったディテールに拘ることは作り手の大きな楽しみであるため、実際には存在するが模型では省略されているディテールアップポイントをチェックすることは、細部まで再現したい人間にとって大いに参考となります。

また、スケールモデルキットは海外の製品も多く、特にアジア圏内で生産されたキットは生産の際に金型から外す離型剤などが付着していたり生産時期によってプラスチックの質にバラつきがみられることがあります。こうした点はメーカーサイトや通販サイトでは分からない場合が殆どでありながら組み立てる際には非常に気を付けなければいけないことでもあるので、そういった細かいことも併記しておくとワンランク上のレビューとなるでしょう。


キャラクターモデルキットレビューのポイント

アニメや漫画などに登場する機体をプラモデルにした「キャラクターモデル」は、上記したスケールモデルと双璧を成す模型界の人気コンテンツです。

このキャラクターモデルのキットレビューで大事になるのは「組み上げた際のプロポーション」です。キャラクターモデルの代表格であるガンダムを例にとると、多くはキット化される機体には設定画稿が存在します。

平面上の設定画稿と立体のキットを比較して全体のフォルムが太すぎないかや細すぎないか、また脚や腕が短すぎたり長すぎたりしないかなどをレビューすることは、そのキットのファンには非常に有益な情報となるでしょう。

プロポーションと同様に重要となるのが「可動範囲」です。キャラクターモデルのファンの多くは劇中で再現されたポーズでディスプレイをしたいと考えています。その際、例えば大きく足を開けるか、足首がしっかりと曲がって足の裏全体が接地するか、肘や手首が劇中と同じような角度まで動くかなど、キットを削ったり切ったりといった加工をせずにそのままでどこまで動かせるかは実際にキットを組んだ人間にしか分からない部分であり、レビューならではの事項と言えます。

また、キャラクターモデルはスケールモデルと違い、初めて模型を作る方が多いコンテンツでもあります。その際に重要となるのが「組みやすさ」です。部品点数が多いか少ないか、小さく紛失しやすいパーツはないか、また組んだだけでしっかりと色分けが出来ているかなど、模型を組み慣れた人間には気にならない点をフォローすることはビギナーにとって非常にありがたいこととなるでしょう。

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ガレージキットレビューのポイント

3Dプリンタの普及により、多くのガレージキットが発売されるようになった現在ではガレージキットのレビューも需要が高まっています。

ガレージキットはその性質上、ディテールの判別が困難な黄色や白色のレジンで生産されることもあり、そういったキットを実際に組み上げて塗装した人間によるレビューは購入を検討する方、また組み立ての参考となる作品を探している方双方にとって大いに力になるはずです。

ガレージキットは生産数が少ないものは多く、従って完成品の数も少ないことからガレージキットのレビューというものはそれだけでレビュワーとしての確固たる地位を築いてくれるでしょう。

工具のレビュー

模型の組み立てには非常に多くの工程が存在します。切る・削る・貼る・穴を空ける・曲げる・伸ばすなど、同じ工程に使う工具でも使用感が異なるものが非常に多く発売されています。例えば部品を「切る」道具であるニッパーですが、こちらも500円程度で手に入るものから数千円を超えるものまで、値段が数倍に開く場合もあります。

その際には、数千円のものはどういった点が優れているのか、どういった場合に効果を発揮するのかといった点を細かく伝えてくれるレビューは非常に重宝されます。道具は特に画像を見ただけではどういった使用感なのか判別することが困難であるからこそ、購入を検討する方の多くは実際に使用した人間の感想を参考にしたいと思っています。

塗料のレビュー

模型の仕上げに使用される塗料は、現在国内外から非常に多くの種類が発売されており、一体どれを選べばいいのかと迷う方も多くなっています。そのような中で、塗料のレビューというものを是非参考にしたいという声が高まっています。

塗料のレビューで一番大事なのはなんといっても「色味」です。真っ白なプラスチックに塗った場合、どういった発色をするのか、金属色の場合は下地の色によって色味が変わってくるので白だけでなく黒や銀の上に塗った場合にどのような発色をするのかが掲載されたサイトは、非常に多くのニーズがあるといえるでしょう。

また現在は塗装に用いる基本的な塗料だけではなく、汚し塗装や墨入れの専用の塗料も多く発売されています。こういった専用塗料の使用感について、従来の基本的な塗料とどういった違いがあるのかを伝えてくれるレビューは多くの方の助けとなるでしょう。